治療開始年齢 3歳8ヶ月


[治療期間 8ヶ月]
下顎が左にずれて噛み合っています。上顎と下顎の中心線がずれています。
顔貌も少し曲がっているように見えます。
下顎の歯列に較べて上顎の歯列の幅が狭いため、下顎全体が左にずれて噛み合っている、という診断でした。
治療後は上顎の歯列を広げて下顎の歯列の大きさに合わせることにより、左右対称の噛み合わせになっています。
この時期の矯正治療は、短期間で大きな効果(変化)が期待できます。
矯正治療前の噛み合わせのまま成長発育していくと、顔貌がどんどん左右非対称になり、将来それを改善しようと思った時は矯正治療がたいへん難しくなります。
このように、上顎と下顎の骨格のずれが原因となるような不正咬合の場合は、早期(乳歯の時期)の矯正治療がたいへん有効です。